明治の授業 国宝旧開智学校
秋晴れのすっきりした一日でした。旧開智学校では
国宝指定記念事業のひとつ「明治の授業」がありました。
今日は小学生もいましたが、昔々小学生だった方が多かったように思いました。
じゃらんじゃらんと鐘を鳴らし授業が始まります。
先ずは校長先生のお話
開智学校の入り口の彫刻のことを、「竜は東洋の象徴だが、その目が青い空を映して青く輝いていることに気が付いたかね。」とそうだったんだぁ。
1限目は唱歌
音楽の歴史を話してから、ちょうちょと信濃の国を歌いました。
2時限目は読方
開智学校ではこんなふうに読方を教えていた様子が絵に残っています。
ひとりずつ当てながら字を読んでいきました。
当時の小学校1年生の読方です。さぁ読めますか?なかなか難しいものもありますね。
そして休憩では体操をしました。それも教科書に載っています。
3時限目は手工
工作の時間です。みんなでコマを作りました。
最後に校長先生から、その当時使われていたのと同じ修了証書を受け取りました。
校長先生から「それにしても、今日の諸君はいい目をしておったな。今日は家に帰ったら、鏡もて己のまなこを映して見なさい。そしてその曇りなきまなこもて、生涯を貫きなさい。」とお話があり、放課となりました。
それぞれお土産をもらって帰りました。
私も缶バッチとみそパンもらっちゃいました。